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極上のひとり旅
国内を中心にひとり旅向けのひとひねりある旅先を著者独自の視点で紹介。国内では、箱根のおすすめスポット、京都でなく奈良、小笠原や知床のネイチャー系秘境、5万円台以下で楽しめるホテルステイなど、海外からはベトナム&ラオスとフィジーと、選りすぐりの目的地や宿泊先を取り上げる。ひとり旅歴40年になる山口由美ならではの、ひとり旅をより楽しむ方法と、とっておきの情報を初披露。
旅の知恵袋には、コロナ禍後の旅事情を反映した情報も満載。
世界の富裕層は旅に何を求めているか 「体験」が拓くラグジュアリー観光
日本の観光にとって、より重要になりつつある「ラグジュアリートラベル」は驚くほど多様化し、進化している。なぜ世界の富裕層は隔絶された秘境リゾートをめざすのか? ラグジュアリー観光におけるサステナビリティや地域貢献の重要性とは? 「遠い」「不便」が武器になる理由とは? 山口由美が衝撃を受けたサファリとの出会いから解き明かす、「本物の体験」を巡るラグジュアリートラベルの変遷と未来を展望する。

勝てる民泊 ウィズコロナの一軒家宿
朽ち果てる寸前の実家を改装した「1日1組限定」の小さな民泊は、なぜ、どんな時でも利益を出せるのか——。インバウンドなしでも繁盛する小さな貸切宿。泊まりたくなる秘密とは。朽ち果てる寸前の実家をリノベーションし山口由美が始めた「ヤマグチハウス アネックス」は、コロナ禍にも負けず千客万来。1日1組限定「小さな民泊」の人気の理由を明かす。
山口由美が箱根の実家を再生する物語であり、「リモートホスピタリティ」という新たなおもてなしのかたちを見つける物語でもある。

アマン伝説 アジアンリゾート誕生秘話
『アマン伝説』が、副題に“アジアンリゾート誕生秘話”を添えて文庫化。
世界中のセレブリティを虜にするアジアンリゾートの雄・アマン。 創業者エイドリアン・ゼッカの足跡を辿って、インドネシア、タイ、スリランカ、シンガポール、香港へ……。これからの観光産業の在り方を考えるとともに、新たな角度からアジアの近代史を浮かび上がらせるノンフィクション。
文庫化にあたって加筆し、幻のアマンリゾーツの貴重な画像も収録する。
考える旅人 世界のホテルをめぐって
月刊『ホテル旅館』の連載エッセイ「考える旅人」を書籍化。
世界各地を旅した話はもちろん、東京オリンピック開催決定、ホテルオークラ東京建て替えのための閉館、富士屋ホテル改装のための閉館など、歴史的節目の記憶も収録し、社会や時代を読み解く。

昭和の品格 クラシックホテルの秘密
『百年の品格 クラシックホテルの歩き方』に続く、クラシックホテル本の第二弾。
大正から昭和初めに生まれた名建築に名意匠、最高のホスピタリティや居心地の良さ、そして物語の数々。朝ごはん、料理、お菓子、カクテルの名物競演も見どころ。東京ステーションホテル、ホテルニューグランド、蒲郡クラシックホテル、川奈ホテル、雲仙観光ホテルの5軒が登場。美しいビジュアルと共に、ノスタルジーな旅へと誘う。

日本旅館進化論 星野リゾートと挑戦者たち
『アマン伝説』でアジアンリゾートの歴史を紐解いた著作に続く、ノンフィクション第二弾。
再び足かけ5年かかった作品が完成。本作では、星野リゾートを中心に日本の近代旅館(およびスノーリゾート)の歩みを振り返り検証する。日本ならではの「おもてなし」は世界に通用するのか、日本の旅館は世界を席巻できるのか。今こそ、考えたいテーマに切り込む。
熱帯建築家 ジェフリー・バワの冒険
世界的建築家、隈研吾氏がバワ建築を読み解き、山口由美がバワの素顔を徹底取材。
人呼んで「熱帯建築家」。スリランカが生んだ異色の建築家、ジェフリー・バワ。海へとつながっていくプール、山に抱かれる建物、巨岩がめり込むロビー、森の庭に開かれたテラス、樹木が突き出た屋根……。“モンスーンアジア”を舞台に築かれた、自然と一体化する独自の建築世界を読み解き、14のホテルとヴィラを徹底取材。スリランカが生んだ今注目の建築家、バワ作品を楽しむための初のガイドブック。

箱根富士屋ホテル物語
初版から20余年。初めての著作であり、作家としての原点ともいえる作品が文庫化。
「箱根富士屋ホテル」といえば、クラシックホテルの代名詞ともいえる日本を代表するホテルである。1878年(明治11年)の創業以来、一世紀以上の長きにわたり内外の観光客に愛され続けるこのホテルの歴史には、山口仙之助、正造、堅吉という、「創り」「育て」「守った」3人の男の、壮大な野望と波乱万丈の生き様があった――。明治から昭和という激動の時代を、ホテルと共に生きた男たち。その人生を創業者一族の末裔である著者が丹念に紐解く。
※「外伝大平台の家」という、あとがきにかえての章を加筆。

一度は泊まりたい 粋な宿、雅な宿
日本全国から17の宿を厳選。「宿」から浮かび上がる「日本の美」を読み解く、「宿ノンフィクション」。
——それぞれの宿には、その宿にしかない物語があり、個性があった。
そうした宿には人に「人となり」があるように、「宿となり」のようなものがある——(本文より)

世界でいちばん石器時代に近い国 パプアニューギニア
日本から飛行機で約6時間半、オーストラリアの少し北に位置するパプアニューギニアでは、現代人が想像もできない世界が繰り広げられている。 これまでの10回以上にわたる取材の集大成であり、驚きと笑いで面白くパプアニューギニアの森羅万象がわかる本。日本人の常識が根底から覆されながらも、人間として大切なことに気づかせてくれる。

ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の1110日
二十世紀を代表する写真界の巨匠、ユージン・スミス(1918-1978)の代表作であり、人生最後のプロジェクトでもあったのが、写真集『MINAMATA』(1975年)だ。なかでも有名なのが、胎児性水俣病患者の娘をいとおしむように胸に抱く母の姿をとらえた「入浴する智子と母」の一枚。この写真は世界中に衝撃を与え、水俣の公害の実態を海外に知らしめる役割を果たした。
2012年、第19回小学館ノンフィクション大賞受賞作品。- 小学館
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アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命
アマンリゾーツを創業し、二十五年にわたって率いてきたエイドリアン・ゼッカは、公の場には姿を見せない謎の人物。それゆえか、ある噂が囁かれてきた——“アマンのルーツには日本の旅館がある”。本書では、インドネシアの名家に生まれ、ジャーナリストからホテリエに転身し、伝説のホテル・リージェントの設立に参画し、さらにアマンを創業するまでのゼッカの軌跡を徹底取材。若き日のゼッカが一九五〇年代に日本に滞在し、そこで体験した「ライフスタイル」が、後のアマンのコンセプトに決定的な影響を与えたことを突き止める。

クラシックホテルが語る昭和史
開戦前夜、日米極秘交渉が行なわれたとされる、箱根の富士屋ホテル。戦後、マッカーサーを迎えた横浜のホテルニューグランド。フィリピン大統領一家が亡命した奈良ホテル。中には百年以上の歴史を誇る名門ホテルは、昭和という時代にどのような役割を果たしてきたのか。富士屋ホテル創業者の曾孫である著者が、その秘められた謎に迫るノンフィクション。
『消えた宿泊名簿―ホテルが語る戦争の記憶―』改題。

百年の品格 クラシックホテルの歩き方
日光の金谷ホテル、箱根の富士屋ホテル、軽井沢の万平ホテル、奈良の奈良ホテル。創業100年をこえる歴史をもつ、4軒のクラシックホテルへと誘う。
富士屋ホテルの創業一族に生まれ、最初の著作が『箱根富士屋ホテル物語』、その後も、国内外のクラシックホテルを多く取材してきた山口由美にとって、自分自身の基本にたちかえる、そんな思いもこめた一冊。ホテルをめぐる思い出をまじえたエッセイと共に、撮りおろし(撮影・伊藤千春)の写真で、名物料理やお菓子、カクテルなども紹介。
長崎グラバー邸 父子二代
明治維新の歳の立役者 武器商人の父と、長崎原爆投下後に命を絶った 長崎を愛した息子。龍馬や岩崎弥太郎と渡り合った父子の実像。グラバー邸は単なる観光地ではない。武器商人として暗躍した父トーマス・グラバーと、今に伝わる魚譜を著し、原爆投下後に自殺した息子富三郎。激動の時代を象徴する父子のドラマティックな生涯を活写。
(本書カバー解説より)

旅の窓から ワイルドとラグジュアリー
南太平洋、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、そして日本。世界各地を旅して綴った“ホテルのある風景”。7年にわたる連載から46のストーリーを厳選。
鯉の泳ぐ宿と夕日の宿(ハワイ)/恐竜伝説の山(ギアナ高地)/海と山に抱かれた誇り高き土地(バスク)/野生とラグジュアリーの共存(南アフリカ)/禁断の巡礼リゾート(インド・リシケーシュ)/弘法大師とタラソテラピ(高知・室戸岬)etc.※『月刊ホテル旅館』連載の巻頭エッセイ「旅の窓から」単行本化

消えた宿泊名簿 ホテルが語る戦争の記憶
開戦前夜、富士屋ホテルで行われた日米極秘交渉。発見された「白紙」のレジスターブックは、何のカモフラージュだったのか。戦争とホテルをめぐる数奇な物語をミステリータッチで解き明かす。マッカーサーを迎えた横浜のニューグランドや帝国ホテル、奈良ホテルとフィリピン亡命政府、満州のヤマトホテルの全貌など、ホテルが戦争という時代と、どう関わり、いかに生き抜いたかを描いたノンフィクション。

ホテルと日本人 35の物語でたどる、ニッポンのホテル・ヒストリー
人の人生を描くように綴られた35のホテルの物語。日本人とホテルがどのように出会い、歴史にどんな足跡を残してきたのか。それは、ホテル黎明期の明治から、大正、昭和、平成へと連なる日本のホテル文化史とも言うべきノンフィクション。西欧から「輸入」したホテルという文化を日本人が受け入れ自分たちのものにしていく過程は、日本という国が近・現代化した過程そのものでもある。
※初出:「ニューリーダー」1996年4月号~2000年4月号連載。『ホテルクラシック』(商店建築社 2000年7月)を改題、加筆。

新版 箱根人の箱根案内
「富士山の見えるところに温泉はない?」「大広間は塔ノ沢から始まった」「箱根八里を越えた象」「箱根に勝俣さんが多いわけ」「金太郎ゆかりの温泉」などなど。箱根の自然、歴史、温泉、人物、祭り、食べ物。そして、箱根生まれの「箱根人」の視点から描かれた、観光客には見えない「本当の箱根」の横顔。百五話のコラムを通じて、ちょっとディープな箱根を知る。
※初出:『Daily Mainichi News』連載「Hokone monogatari」(1996~1998年)。『箱根人の箱根案内』(新潮OH文庫 2000年10月)を加筆。

フィジーの魔法
南太平洋をフィールドとし、フィジーの写真を長年手がけてきた写真家・飯田裕子氏との共著。同じ南太平洋でも、ポリネシアのハワイやタヒチと異なり、濃密な自然と文化が息づくメラネシアのフィジーは、独特な表情を持つ。自然と共存するスモール・ラグジュアリー・リゾートの宝庫でもある島々の魅力をオールカラーで伝える写真紀行。

旅する理由
幻の蘭が咲くボルネオの熱帯雨林、ナミビアで見た砂漠のダイヤモンドエリア、ロックフェラーの息子が消えた魔境のニューギニア、旅人たちが愛した「美しい日本」。それぞれの土地に秘められた「物語」を探して、旅を重ねる。
人はなぜ旅に出るのだろう。その問いかけを心に秘め、旅の果てにたどり着いた旅する作家の「原点」とは。※初出:日本航空機内誌『Winds』(2001年7月号、2002年7月号)『ACT4』(2004年3号、2007年15号)、『住む。』(2002年夏号~2004年春号)に加筆。

増補版 箱根富士屋ホテル物語
一八七八年創業、箱根に君臨する富士屋ホテルの歴史に埋もれた真実を創業者一族の末裔である著者が、ミステリータッチで解き明かしてゆく。日本最古のクラシックホテルは、どのように創られ、受け継がれ、守られたのか。明治、大正、昭和、激動の時代をホテルと共に生きた男たちの物語。増補版である本書には、初版時には書くことが憚られた「事件」の舞台裏、「もうひとつの物語」を収録。
※初出:『箱根富士屋ホテル物語』(トラベルジャーナル 1994年)を加筆。

赤道直下の宝箱 旅するパプアニューギニア
パプアニューギニアを長年撮影してきた写真家・辻丸純一氏との共著。オールカラーの写真でパプアニューギニアの魅力を紹介する。豊穣の青い海、緑豊かな森に息づく極楽鳥、鮮やかな祭りの装束。精霊の姿をかたどった木彫や仮面、そして、何よりも明るい人々の笑顔。ガイドブックとしてはもとより、また多彩な文化と自然を持つ国を知る入門書としても。

帝国ホテル・ライト館の謎 天才建築家と日本人たち
一九二三年九月一日、関東大震災が襲った当日に完成披露宴を迎えた帝国ホテル新館(フランク・ロイド・ライトが設計したため、ライト館と呼ばれた)。ところが、宴には、設計者のライトも、依頼主だった元支配人の林愛作もいなかった。
その謎を追って日米を取材。ライトにとって帝国ホテルとは、そして帝国ホテルにとってライトとは何だったのか。二十世紀を代表する天才建築家と、彼をめぐる日本人たちの物語。
世にもマニアな世界旅行
パプアニューギニア、ボルネオ、ナミビア、コスタリカ、スロヴェニア、アラスカ、イースター島。好奇心のアンテナが立った場所は、どこも世界の「穴場」だった。大変な旅をしたと誇る「探検」ではなく、あくまでも「観光客」としての立ち居地と視線で旅する「秘境」系旅行記。 それぞれの地域の魅力をコンパクトに知る旅の指南書としても。
※初出:『小説新潮』不定期載(2000年7月号~2004年2月号)に加筆。