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![「フィジーの魔法」より](diving/div_txt2.gif) |
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地球の表面積の大半は海なのだから、海の中を見なければ地球を旅したことにならない、そう思ってダイビングのCカードをとった。でも、その実、年に一、二度、温かい熱帯の海でしか潜らない、典型的なリゾート・ダイバーである。
それでも、かろうじて潜り続けてきたのは、特定の海中生物が目当てだったからではなく、青い別世界の中、宇宙遊泳をしているように、ふわふわと海中にいる感覚が好きだったからだ。たとえば熱帯雨林でも、何を見るのでもなく、植物の匂いを含んだ湿った空気の中にいるのが心地よいと思うのと同じである。私の旅は、極めてマニアックな目的を持つ一方で、時に極めて感覚的なのかもしれない。
元来、決してアウトドアな人間ではなかったのに、熱帯の太陽が好きになってしまったのは、海とダイビングとの出会いがあったからだと思う。
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写真:フィジーのアイランドリゾート、ロイヤルダブイのハウスリーフにて。
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